嫌われ松子の一生(下巻)
読み終わり。
ひもとの暮らし。殺害し逃亡、つかの間の幸せ、が指名手配されていたことを知らず
生活していたため、捕まってしまい服役。
しかしながら、捕まる直前の幸せを糧に仮出所までたどり着いたのに、
引き受け人がいないため(またも信じた男に夢を抱くが破れる)に自暴自棄に。
その後刑期を終え、服役中に取得した理容免許のおかげで働き始めるが・・・。
そしてここから物語は一気に加速し、龍を始め、出所後の松子を知る人間の話を
聞き松子の人生を追う笙側の話と、松子自身の語りがほぼオーバーラップしていく。
美容室時代の話、龍との生活の話、そして、再度立ち直ろうとした直後に待ち受けていた自身の最後が
松子自身の話で語られ、それまで平行していた話は一つの流れへ。
それはそれまでの松子の生き方からすればあまりにもあっけない反面、
実はそんなモノかもしれないと納得してしまう最後。
あまりにも不器用で、愛が大きすぎてしまった松子。
読み終わった感想としては、松子であれ、松子の周りを通り過ぎていった人間であれ、
普通に生活していると思っても、どこかでそれら登場人物のような側面に自分も
面している可能性は充分あるのでは?と考えさせられる作品でした。
面白かった!





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